気がつくと、大型連休も終了。
そして、気がつくと、ブログの更新も一ヶ月途絶えてしまい…。
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新学期を迎え、新しい環境での生活を始めた方々も、そろそろ落ち着いてきたことと思います。
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さて、毎月のことではありますが、今回は4月に観た映画について。
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『クローバーフィールド』(公式サイト/於川崎チネチッタ
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と『宇宙戦争』を足したような映画。
すでに多くの識者の方が指摘しているように、この映画は「ネタ」そのものにある。
(そういう意味では、低予算ながらカルト的な人気を誇った『CUBE』などと同じ路線ですね/いや、内容的には『食人族』に近いのでしょうが…)
NYにいきなり起こる大災害。
そして、その原因は、どうやら時折見える「何か」。その「何か(やその手下)」の攻撃を掻い潜りながら、愛する女性の救出を目指す…
というのが、この映画の梗概。
この映画のポイントは、いわゆる「カタストロフィ」に対して、一般市民はなす術がないというリアル。
背景にあるのは、9/11に起因する「何だかわからないけれど、私たちは襲われている」という、どうしようもない恐怖感。
ソマリアで今、起きている食糧不足に起因する暴動などを考えても、私たちが如何に無力な存在なのか、そんなことを結果的に考えさせられる映画でした。
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『ビルマ~パゴダの影で』(公式サイト/於アップリンクX)
そんな私たちが「無力な存在」を感じる最も大きな要因は自然災害。
阪神大震災を背景にした『顔』などの映画で、日本の文脈にもそういうことは置換可能。
同様に、先日のサイクロン被害により(報道によれば)15000人もの死傷者を出したのが現国名ミャンマー。
ミャンマーと名乗る軍事政権の下、どのような政治的抑圧が行われているのかを描くドキュメンタリーが本作。特に少数民族に対する圧政はパゴダ(仏塔)の美しさの影で何が行われているのかを、対照的に描く分だけ、よりつらい。
政府軍/反政府軍とも、対立の克服のために暴力の上に暴力を重ねる地獄…。
そこには、軍産コングロマリットの影を考えざるを得ない(ここまでは映画では描かれないのですが)。
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まずは「知ること」。
美しい光景が流れるほど、悲しさを感じるしかない映画なのですが、今ビルまで何が起きているのかを考えるドキュメンタリーです。
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『NAKBA~パレスチナ1948』
(公式サイト/於ユーロスペース)
上記映画と同じ日に観たのがこの映画。
まず文句。
正直、「映画」というフレームから考えると、やや冗長。
いわゆる盛り上がりがあるわけではないし、ただ淡々と3時間近く映像が流れるのは起きているのにキツイ部分も。
たとえば、『約束の旅路』をはじめとするイスラエル史の最低限の知識がないと、何について語っているのかさえ分からなくなってしまうような部分もあり…。
そういう意味で、非常に鑑賞者を験す作品になっているとは思います。
それでも、
やはり、この問題(NAKBA=パレスチナ人から見た、ユダヤ人侵攻=大虐殺)を鋭く描くドキュメンタリーです。
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『うた魂♪』(公式サイト/於川崎チネチッタ)
『天然コケッコー』で好演した夏帆主演の映画。
舞台は高校の合唱部。夏帆演じる主人公はナルシスティックなほどに、自分が好き。歌っている自分が好き。
でも、そんな姿を好意寄せる生徒会長に馬鹿にされた(ように)ため感じて…。
内容については、以上のような感じ。
ストーリーラインは別にして、夏帆の不細工さの描き方が上手い。
これほど、(前半で)馬鹿そーで、どうしようもないほどに彼女を描こうとした映画も少ないのでは?
ゴリが演じる適役も含め、非常に見やすい映画。
特に最後に歌われる○○8の歌はやはり感動的。
歌うことって、すごいかもしれないと思わせる、青春映画でした。
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『砂時計』(公式サイト/川崎チネチッタ)
『うた魂♪』同様、夏帆出演の映画。
すでに原作マンガ、連続ドラマについては、多少なりとも言及した作品ですが、やはり見ていて2時間の尺では短すぎる、という感想。
特に最初の30分は、一体何年分の物語を凝縮しているんだよ!というツッコミを入れざるを得ない。
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むしろ、後半描かれる主人公の心象風景との伏線をいかに描くか、を連ドラの描き方とは違った形で考えるべきではなかったのか?
後半の緊密なストーリーラインを考えると、どうしても前半が残念。
もっと切り捨てるべきところがあったように思うのですよ。
そこが残念でした。
(加えて、この描き方は、引いて観た場合に杏が「調子いい女」に見える部分もあると思うのですよ…)
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でも、見終わったあとに「あぁ、恋愛っていいなぁ」と思わせるのは確か。
心が渇いていると思う方はぜひ。
(心が渇いている花田にはキツイ映画でしたが……笑え、ないか。)